2018年10月22日

視障協だより 平成30年10月20日 第161号

視障協だより 平成30年10月20日 第161号


発行責任者 寺中 久美子

公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒732−0052 
広島市東区光町二丁目1−5
広島市心身障害者福祉センター4階
TEL 082−264−4966
FAX 082−567−4977
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp
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【目次】

巻頭言……2ページ

事務局より……4ページ
事務局のお休み 平成30年11月……4ページ

お知らせ……5ページ
あはき部より、平成30年度日盲連・日マ会中国ブロック三療研修会…5ページ
老人部より、講演会……6ページ
女性部より、第2回研修会「工場見学」…7ページ
市身連より、文化研修会(講演)……8ページ
広島国際映画祭 バリアフリー上映ご招待……8ページ
銀行の緊急時連絡先(広島銀行・もみじ銀行)……8ページ

報告事項……9ページ
女性部より、第64回全国盲女性研修大会(島根県大会)……9ページ
あはき部より、治療奉仕……12ページ
青年部より、第64回全国盲青年研修大会(奈良大会)……13ページ







【巻頭言】(会長 寺中久美子)

 秋もたけなわ、スポーツや旅行に良い季節となり、またあちこちでお祭りの太鼓など聞こえる頃となりました
が、みなさまいかがお過ごしですか。

 9月15日(土)・16日(日)、東京第一ホテル下関で開催された第67回日本盲人会連合中国ブロック盲
人福祉大会(山口県)に、会員と介助者合わせて18名で参加しました。
 1日目は午後から一般・青年・女性・あはき・スポーツの各部会と、全体会議では各部会で議論された議題を
承認し、今後運動していくことを満場一致で承認しました。続いて、下関市立中央図書館前館長の安冨静夫氏を
講師に招き「明治維新150年と下関」というテーマで講演がありました。またこれらと並行してオセロ大会が
行われ、視障協から中神誠さんが参加されました。終了後の懇親会では美味しい料理をいただきながら、他県の
仲間たちと交流しました。
 2日目は、式典で山口県視連・舛尾会長と日盲連・竹下会長の挨拶があり、続いて「19条決起集会」が行わ
れました。はじめに竹下会長から基調報告、次に各団体の代表があはきに対する自分の思いや体験を発表しまし
た。日本あん摩マッサージ指圧師会の会長職も務めている山口県視連・安田和正副会長が19条決起集会のアピ
ール文を朗読・採択し、生活の基盤である三療を守り抜くことを誓い合って集会を終えました。議事に移り大会
宣言・決議を採択し、その後のカラオケ大会には本会から有藤孝治さんと川本正行さんが出場し、有藤さんが特
別賞を受賞されました。最後に閉会式で次年度開催の島根県・小川幹雄会長が挨拶され、来年の中国ブロック大
会は2019年9月7日(土)・8日(日)開催と発表され、盛会のうちに中国ブロック大会を終了しました。ご参
加いただいた皆様ありがとうございました。

 さて話は変わりますが、皆さまは外出するとき白杖をお持ちでしょうか。
 9月4日に東京の東急大井町線下神明駅で視覚障害者がホームから転落、死亡する事故が起きましたが、亡く
なられた方は白杖を持っていなかったそうです。もし白杖を持っていれば、周囲の方の声かけで事故が防げたか
もしれません。最近はテレビ・ラジオのCMや、広島駅等でも声かけ運動のアナウンスが流れており、歩行者の
方も声をかけてくださいますが、白杖を持っていない視覚障害者が少なくありません。私も白杖を持つことを恥
ずかしく思っていましたが、自分の視力が下がり足も不自由になってきたため、外出する際は白杖を持っていま
す。自分の命を守るために、ぜひ白杖をお持ちください。
 日盲連は都盲協と連名で、頻繁に起きている転落事故に対する声明文を発表いたしましたので、以下に貼り付
けます。

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平成30年9月19日

東急大井町線下神明駅における視覚障害者の転落死亡事故に関する緊急声明

社会福祉法人日本盲人会連合 会長 竹下 義樹
公益社団法人東京都盲人福祉協会 会長 笹川 吉彦

 去る9月4日午後、東急大井町線下神明駅において、視覚障害の男性が駅ホームから転落し、電車に轢かれ死
亡するという痛ましい事故が発生した。
 ご遺族には心からお悔やみを申し上げる。それと共に、またしてもという感でこの事実に接しなければならな
いことに哀しみと無限の憤りを禁じ得ない。私たちは、この3年の間だけでも青山一丁目駅、河内国分駅、蕨駅
、富木駅、上新庄駅、保土ヶ谷駅と、これらの駅で発生した視覚障害者のホームからの転落死による葬列をお見
送りしなければならなかったのである。一体、いつまで、何度このような体験をしなければならないのか。鉄道
関係者のみならず、全ての国民の皆様に考えていただきたい。
 事故発生を受けて、9月11日、本連合は東京都盲人福祉協会及び品川区視覚障害者福祉協会と共に下神明駅
で現場検証を行った。事故の原因を解明し、次の事故を防ぐためである。駅ホームは相対式で狭隘な感じがする
。内方線付き点状ブロックは敷設されているが、ホームドアは無く、地元視障協の会員はこの点を考慮するなど
して安全な利用に心掛けているという。まだ断定的なことは言えないが、今回、一つ残念なことは転落時に白杖
を携帯していなかったとみられていることだ。鉄道各社の安全への取り組み状況を見ると、私たちの要求に応え
、駅構内での視覚障害者への声かけを各社横断的に「声かけ・サポート」運動として展開していただいている。
私たち自身も当然ながら安全な歩行に心掛けねばならない。鉄道会社に安全のための取り組みを求める以上、自
らも律することは不可欠だ。
 鉄道駅ホームからの転落事故は、国、自治体、鉄道事業者、そして駅利用者が努力すれば、必ず無くすことが
できる事故である。事故が発生した下神明駅では、来年度下期でのホームドア設置が計画されていたという。あ
と一年早ければと思うと、悔しく、残念でならない。このような後悔はこれを最後にしたい。そのためにも抜本
的な安全対策を可及的速やかに講じ、二度とこのような悲惨な事故が生じないよう強く望むものである。
 以上声明する。
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 最後に、視障協についてお気づきの点がありましたら、理事までお願いします。




【事務局より】

(1)事務局のお休み 平成30年11月

平成30年11月の事務局のお休みは以下のとおりです。
11月 3日(土)、 4日(日)、 7日(水)、10日(土)、14日(水)
17日(土)、21日(水)、24日(土)、28日(水)



【お知らせ】


あはき部(部長 仲前暢之)

☆平成30年度日盲連・日マ会中国ブロック三療研修会

日時:11月24日(土)15時00分から(受付14時30分)
   11月25日(日)15時15分まで

会場:
1日目会場・交流会・宿泊
松江ニューアーバンホテル
(松江市西茶町40?1、電話 0852−23−0003)
2日目研修会場
島根ライトハウス ライトハウスライブラリー
(松江市南田町141−10、電話 0852−24−8169)

研修内容:
1日目 15時〜17時
「中央情勢報告並びにあはきを巡るディスカッション」
2日目 10時〜15時15分
講演「変形性膝関節症の基礎と臨床」
講師 藤井亮輔氏
(ふじい りょうすけ、筑波技術大学保健科学部保健学科 教授)

費用:受講料 1,500円(資料代、昼食代)※介助者昼食代1,000円
交流会  6,000円
宿泊費(朝食含む)
洋室(シングル) 7,500円
和室(二人用)  5,500円(一人当たり)

申込:10月25日(木)までに、視障協事務局へ。




老人部(部長 川本正行)

☆講演会

大変暑かった夏も終わり、秋はすごしやすい季節になってまいりました。皆様におかれましては体力を取り戻し
ておられる事かと思っております。
本年度2回目の講演会をご案内致します。楽しいひとときを過ごせるのではないかと思いますので、奮ってご参
加ください

日時:11月25日(日) 13時30分〜15時。

場所:広島市心身障害者福祉センター 2階1・2会議室

講師:加藤正則氏
(平成元年に小学校教員退職後、不登校児と交流し、健全な児童の育成に携わる。現在は老人ホームなどへの慰
問に積極的に取り組んでおられる。)

内容:コミックな歌と会話を交えながらの講演。腹話術も入れていただき、使っておられる人形も見せていただ
く予定。
※講演終了後、参加頂いた皆様で老人部の愛称を決めたいと思います。
良い名前がありましたら当日ご披露ください。

申込:人数把握のためご連絡を頂ければありがたいのですが、連絡なしの参加も歓迎いたします。どうぞお気軽
にご参加くださいますよう、よろしくお願い致します。

連絡先:川本又は橋本へお願いします。
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女性部(三樹寿美鈴)

☆第2回研修会「工場見学」

皆さんこんにちは。
第2回研修会は、会員の方からご要望があった火曜日に開催します。

日時:11月27日(火)11時20分~16時00分(予定)

行き先:川中醤油(株)(広島市安佐南区伴中央4丁目1−6)
昼食は「田舎茶屋わたや沼田店」にて、わたやのかご膳

集合場所・解散場所:
@ アストラムライン新白島駅 改札口付近
 集合11時20分、 解散16時00分
A アストラムライン伴中央駅 改札口付近
 集合12時00分、解散15時20分

対象:広島市内在住の視覚障害者・視障協会員・介助者(1名まで)

持参物:身体障害者手帳

参加費:1,650円(保険料・交通費・昼食代など)、付き添いも同額。

申込:11月12日(月)正午までに、視障協事務局へ。定員20名、先着順。

必要事項:保険加入しますので、参加者・介助者共に、氏名、住所、生年月日、電話番号、集合場所(@または
A)と解散場所(@またはA)をお知らせください。※介助者の手配をご希望の場合、女性部でボランティアを
手配します。ボランティアの参加費と、ボランティアの自宅から集合場所までの往復交通費ご負担ください(金
額については後日女性部からご連絡します)。領収書は発行できません。
※11月12日(月)以降の取消はキャンセル料1,650円お支払い頂きます。



市身連より、文化研修会(講演)

日時:11月4日(日)14時〜15時30分(受付 13時30分〜)

場所:広島市総合福祉センター 5階ホール(南区松原町5−1)

演題:「瀬戸内・食べものがたり」

講師:元 中国放送報道センター長 小沢康甫(おざわやすとし)氏

申込:10月26日(金)までに、視障協事務局へ。



広島国際映画祭より、バリアフリー上映ご招待

タイトル:「島々清しゃ(しまじまかいしゃ)」
(監督 新藤風(故 新藤兼人監督の孫))

日時:11月25日(日)10時〜12時30分

内容:9時30分 受付
10時〜11時40分 上映
11時40分〜12時30分 トークショー

会場:NTTクレドホール(基町クレド・パセーラ11階)

申込:11月16日(金)までに、視障協事務局へ



銀行の緊急時連絡先(広島銀行・もみじ銀行)

(1)広島銀行
平日の9時〜17時は、お取引店に直接ご連絡下さい。
上記以外の時間帯
 ATMサービスセンター 0120−861−100
(24時間365日、有人での受付)

(2)もみじ銀行
平日の8時30分~17時30分は、お取引店に直接ご連絡下さい。
平日の上記以外の時間帯、土・日・祝(24時間)
 ATMセンター 0120−561−824
(ATM稼働時間外は、カード紛失共同受付センターに自動転送)?




【報告事項】

女性部(部長 浦上由美子)

☆第64回全国盲女性研修大会(島根県大会)

 第64回全国盲女性研修大会(島根県大会)が8月31日(金)~9月2日(日)の3日間、島根県松江市の
島根県民会館で開催されました。
 女性部からは、1日目の全国委員会より浦上、2日目の代表者会議から山中、午後の研修会から寺中会長、交
流会から役員の塚田、三樹、森が参加しました。
 2日目からの内容を報告します。


■2日目

午前の部(9時15分〜12時) 全国代表者会議
全国代表者会議の議題について、3の部則改正以外の議案は承認されました。

1、平成29年度事業報告・収支決算並びに監査報告

2、平成30年度運動方針・事業計画(案)並びに予算(案)

3、女性協議会部則の改正について
全国委員会・代表者会議の出席者人数について、現行の登録者2名、出席者2名から登録者2名、出席者1名に改正
する案が出ましたが、結論が出ず、執行部に持ち帰ることになりました。

4、代表者会議ブロック提出議題について
 各ブロックから1題ずつ提出。中国ブロックからの提出議題は、
「トイレの流す位置が確認しやすいよう、一定の規格にしていただきたい。」

5、宣言(案)・決議(案)について

6、平成30年度第2回代表者会議の持ち方について
平成31年3月20日(水)東京で開催。

7、研修会第2部について
レポート発表は、来年度から6ブロックに変更(中国・四国ブロック)。
全国委員会・代表者会議・提出議題は従来通り。

9、会報あかねについて
108号、11月に発行。点字の購読部数が減少している。
投稿について依頼あり:点字4枚または墨字原稿用紙1200字


午後の部 研修会(13時〜16時50分)

第1部 講演会

1、江戸落語「目黒のさんま」

2、健康講話 「笑と健康・笑って免疫力、そして健康」
講師は初代 春雨や落雷(はるさめや らくらい、日本医師会会員・日本笑い学会員)。笑いが免疫・NK細胞な
どの健康に及ぼす役割を、ユーモアを交えて講演されました。


第2部 アンケート調査中間報告
平成30年度代表者会議で結果発表。



■3日目

第1部 式典(10時〜11時)

第2部 議事・閉会式(11時10分〜12時)

1、議事
(1)代表者会議報告と承認
(2)研修会報告と承認
(3)宣言(案)の採択
(4)決議(案)の採択

2、閉会式
(1)次期当番団体代表挨拶(愛知県名古屋市)
(2)閉会宣言
以上で、無事3日間の大会を終了しました。

※レポート発表原稿のCD版があります。興味のある方、また承認・決議事項について詳しいことをお知りになり
たい方は、浦上までご連絡ください。


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あはき部(部長 仲前暢之)

☆治療奉仕

9月11日に会員10名を含む15名の方々に参加いただき、午前9時、広島駅南口音声時計の前に集合して、
東区牛田の神田山長生園に向かい、治療奉仕を行いました。
1階と2階にそれぞれ分かれ、各部屋を職員の方に案内していただき、入所者・職員58名の施術をしました。
施術中、気持ちがよくてスヤスヤ眠り込む方、「よかった、よかった」と、施術後に手を握ってこられる方など
、神田山長生園の皆さまにとても喜んでいただきました。
治療奉仕終了後、心障センターに移動して昼食をとり、13時に解散しました。
参加頂きました会員の皆様、ご協力ありがとうございました。


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青年部(部長 臼井利明)

☆第64回全国盲青年研修大会(奈良大会)

9月16日・17日において、日盲連結成70周年記念 第64回全国盲青年研修大会が開催されました。
日本盲人会連合・同青年協議会並びに奈良県視覚障害者福祉協会・同青年部の主催で、奈良県橿原市の奈良県社
会福祉総合センターとDAIWA ROYAL HOTEL THE KASHIHARAなどの会場で、全国の盲青年と関係者210名が集ま
り、本会青年部からは4名が参加しました。

1日目は代表者会議、分科会、全国委員会に出席しました。代表者会議では、平成29年度事業報告・決算報告
と、平成30年度事業計画案・予算案が討議され承認されました。
その他、昨年度実施された視覚障害児童・生徒に関する調査について、経過報告がなされ、行政機関などに見ら
れる障害者雇用水増しに対する特別決議についても採択されました。
分科会・全国委員会を経て、次年度の日盲連全国福祉大会に提出された議題の概要としては、視覚障害者の円滑
な移動に対する交通機関同士の連携強化の要請、ネットバンキングやネットショッピングサイトなどのログイン
認証の改善要請、子育て世代の視覚障害者がヘルパー等の支援を受けながら子育てできる制度整備の要望があり
ました。

2日目は、研修会と式典が行われました。
第1研修会は、天理大学雅楽部の皆さんによる演奏視聴と、龍笛(りゅうてき)・笙(しょう)・篳篥(ひちり
き)などに触れて音色を出す体験ができました。
第2研修会は、奈良県立橿原考古学研究所に移動し、学芸員の方の説明を受けながら、出土した埋葬品などに触
れる貴重な体験ができました。
次年度の同大会は、9月22日(日)・23日(月・祝)に、三重県視覚障害者協会担当で開催されます。

なお大会式典で発表された大会決議は以下のとおりです。
*視覚障害者の安全な移動を実現するため、鉄道、駅でのホームドア設置を促進するとともに、公共交通機関同
士のスムーズな連携等、対策の徹底を求める。
*鍼灸マッサージ師の権益と国民の安全を守るため、鍼灸マッサージは有資格者のみが行えることを広く社会に
啓発するとともに、あはき法第19条を堅持し、無資格医療類似行為の積極的な取り締まりとその一掃を強く要望
する。
*行政機関や民間企業に雇用されている視覚障害者への職場介助者制度のさらなる充実と、あはきをはじめとす
る自営業者への職場介助者制度の新設を要望する。
*行政機関や教育機関、飲食店、不動産業者、宿泊施設、各種娯楽施設等のあらゆる業種において、障害者差別
解消法の理念に従った適切な合理的配慮が提供されるよう要望する。
*家電製品やIT機器の開発において、使いやすい操作ボタンや音声ガイドが充実するとともに、点字、拡大文
字、ウェブサイト等により視覚障害者に充分な情報提供が行われるよう要望する。
*日常生活用具給付事業や、同行援護事業にみられるような自治体間の格差を解消するため、国による積極的な
指針の提示など、対策の強化を強く要望する。
*金融機関の窓口、ATM、ネットバンキング等での金融取引、クレジットカード契約や、各種会員登録手続を
、視覚障害者も支障なく行えるようハード、ソフト両面の改善を要望する。
posted by J-SYSTEM at 06:30| 視障協だより