2016年07月03日

視障協だより 平成28年6月20日 第133号

視障協だより 平成28年6月20日 第133号
発行責任者 川本正行

公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒730-0052 広島市中区千田町一丁目9−43
広島市社会福祉センター内3階
TEL・FAX082−249−7177
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp

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【もくじ】

巻頭言……2ページ
事務局より
(1)視障協事務局での用具取扱について……5ページ
(2)広島市視覚障害者情報センターについて……6ページ
(3)事務局の応対について……7ページ
(4)厚生労働大臣免許保有証申請受付について……7ページ
お知らせ
体育部より、ふれあいブラインドテニス大会……8ページ
青年部より、
(1)講演会……9ページ
(2)平成28年度行事担当役のお知らせ……10ページ
情報システム部より、夏のパソコン講座……10ページ
社会部より、納涼ビアガーデン大会……11ページ
女性部より、女性部結成50周年に当たって企画募集……11ページ
報告事項
第69回全国盲人福祉大会青森大会……12ページ


【巻頭言(会長 川本正行)】
広島では、とうかさんとともに梅雨がやって来ますが、今年はとうかさんが早いのでどうなりますかね。梅雨の
雨は稲作には無くてはならない恵みの雨だったのですが、最近では地球温暖化もあってか、豪雨災害が頻繁に起
きて恵みとは言えないことも多くなりました。今年はどうか、静かな梅雨でありますように、祈るばかりです。
 5月20日から22日、青森県で開催された第69回全国盲人福祉大会に寺中副会長、赤瀬書記、仲前あはき
部長の4名で参加しました。22日の福祉大会には女性部の山中さんがヘルパーと二人で加わって下さいました

20日には評議員会に出席しました。3月の評議員会で組織を二分するような役員改選を行った影響は残された
のか、常務理事が体調不良との理由で欠席されました。これまでに無いことでした。また、二人目の常務理事を
この度の総務会で承認を求めたいと言われておりましたが、推薦できず、鈴木元副会長が担当されていた事業部
長も不在のままでした。
 ただ今年度には、社会福祉法人の大幅な改革が打ち出されたようで、そちらもにらんで人選に時間がかかって
いるのだろうとよいほうに解釈しております。しかしその分団体活動は停滞するのではないかと心配しておりま
す。中国ブロックとしては島根県の小川会長が筆頭副会長で、あはき協議会長を兼任されますし、広島県の藤井
副会長が組織部長として活躍されているので応援していきたいと思います。
 日盲連平成28年度の運動方針の概要は次の通りです。
1、障害者差別解消法の施行を踏まえた取り組み。
本年4月1日にこの法律が施行されて、長年障害者団体が求めてきた、差別を解消するための法律は出来たが、
これからは国民に広く啓発して差別意識を解消することと、障害者個人が差別を受けたと意識した時に団体が取
りまとめて合理的配慮を求めてゆきたい。
2、障害者総合支援法の改正と制度改革に向けた取り組み。
(1)同行援護事業の充実と地域間格差の解消。
(2)意思疎通支援の拡大と確立。
点訳・音訳者の養成を充実させると伴に、代読代筆者の派遣事業を確立し全国の自治体に拡大する事が必要であ
る。
(3)65才問題に対する対応。
障害福祉サービスと介護保険制度への移行に基づく不満を解消していく。
(4)補装具日常生活用具の拡大と地域間格差の解消
3、動き出したあはき問題への対応。
(1)国民が一部負担であはきの施術が受けられる制度の制度化
(2)無免許無資格対策
(3)あはき施術者に対する支援としての合理的配慮の制度化
4、雇用就労。
5、大災害における減災と被災者対策。
(1)東北三県に対する支援の継続と、被害を風化させないための活動
(2)熊本大地震による被災者への支援
(3)都市直下型地震や東南海地震等に備えた対策
6、外出における 安全安心を確立するための活動。
(1)環境の整備
(2)歩行訓練士の配置基準を制定させるなどして、単独歩行がより可能になる条件を作る
(3)同行援護事業の拡充と地域間格差の解消
7、弱視者(ロービジョン)対策。
8、青年層や女性の結集と後継者の養成。
9、情報保障。
(1)点訳・音訳のための全国統一カリキュラムの作成
(2)代読・代筆制度の確立
(3)スマートフォンを中心としたICTの普及と研修
10、中途視覚障害者に対する支援。
(1)地域リハビリシステムの確立
(2)地域包括ネットワークの立ち上げ
11、政策能力の強化としての総合企画審議会の充実。
外部委員の登用や情報収集に力を入れる。
12、スポーツや文化活動を広げるための活動。
13、財政基盤の確立。
14、国際交流と国際貢献。
15、法人改革に備えた取り組み。
改正社会福祉法が平成28年3月31日に交付された。これに伴い社会福祉法人は平成29年4月1日までに定
款をはじめ、大幅な改革が出来なければならない。

 以上が掲げられた項目ですが、具体的にはどこから手をつけて、どのような活動をすると目的が達成できるの
かが厳しいものもありますが、長い目で取り組んでいくことになります。本会におきましても出来ることから活
動していき、視覚障害者の福祉の向上を目指して努力していきたいと考えておりますので、ご協力ご支援をお願
い致します。
 それでは定時総会で元気な声を沢山聞かせて下さい。ご参加をお待ちしております。
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【事務局より】

(1)視障協事務局での用具取扱について
ご注文やご相談等、お電話で承っておりますので、ご利用ください。
配達方法:
@点字用紙類・便利グッズ
 商品はご自宅へ直送致します。
A音声機器
 ご自宅へ配達し、基本的な使用方法を説明します。
B音声ソフト
 ご自宅へ配達し、インストールと必要な設定作業を行い、簡単な使い方の説明を行います。
C日常生活用具・補装具制度をご利用の場合
日常生活用具の給付対象には以下のようなものがあります。
●視覚障害2級以上の視覚障害者のみの世帯、若しくはこれに準ずる世帯が受給できるもの
電磁調理器、音声体温計、音声体重計
●視覚障害2級以上の方が受給できるもの
歩行時間延長信号機用小型送信機、パソコン音声ソフト類、音声時計、触読時計、点字ディスプレイ、点字器、
点字タイプライター、ポータブルレコーダー(デイジー図書録音再生機)、活字文書読上装置(音声コード読み
上げ機器)
●等級に関わらず視覚障害者が受給できるもの
拡大読書器(墨字を画面拡大表示、又は音声で読み上げる機器)
また、補装具費の支給対象には以下のようなものがあります。
●等級に関わらず視覚障害者が受給できるもの
盲人安全つえ(白杖)
@普通用……直杖(一本杖)
A携帯用……折りたたみ式またはスライド式の白杖
B身体支持併用……サポートケーン(体を支えられる白杖)
現在広島市では、補装具として白杖2本の申請ができます。ただし、以下のいずれかの組み合わせの場合のみ申
請が可能です。
@普通用1本+A携帯用1本
B身体支持併用の直杖1本+B身体支持併用の折りたたみ式1本
(※同じ種類の白杖2本は申請できません。)
支払方法:
@商品を送る場合は、必要事項を記載した郵便局払込用紙を商品に同封又は別送にてお送りしますので、郵便局
から払込下さい。
A配達の場合は、商品お渡し時にお支払いください。
これらの商品の選定や手続きに関するご質問、ご相談を受けております。お気軽にお問い合わせください。

(2)広島市視覚障害者情報センターについて
広島市視覚障害者情報センターは、日常生活用具と補装具の対象品の一部や、視覚障害者が使いやすい商品を体
験し選んでいただくために展示し、視覚障害に関する情報提供等を行う目的で広島市が設置した施設です。
商品を体験したい場合は情報センターへお越しください。便利グッズ等一部の商品はその場でお買い求めいただ
くことができますのでご利用ください。
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広島市視覚障害者情報センター
広島市中区富士見町11-27 広島市保健所等合築施設2階
電話 082-240-1220   開所時間 平日 9時〜17時
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なおご注文は視障協事務局へ、電話・FAX・メールなどでご連絡ください。

(3)事務局の応対について
平日10時〜12時は、職員若しくは理事が電話対応致します。御用の方はできるだけこの時間帯にお電話くだ
さいますようお願い致します。
これ以外の時間帯は、職員不在で留守番電話が応答することが多くなります。お名前とお電話番号を入れて頂け
れば、後程ご連絡いたしますので、ご協力よろしくお願い致します。また来所の際は必ず電話予約をお願い致し
ます。

(4)厚生労働大臣免許保有証申請受付について
昨年度より、あんまマッサージ指圧師・はり師・きゅう師の免許証について、携帯できるカード型の「厚生労働
大臣免許保有証(略称『携帯免許』)」が、希望者に交付されることとなりました。携帯免許は、氏名・生年月
日・保有する登録免許の種類と番号・顔写真入りの非接触ICカードで、有効期限は平成29年4月1日から5
年間です。
今年度の受付期間は、7月1日(金)から8月31日(水)までとなります。視障協では会員の方のみ受け付け
ます。費用は、発行手数料と事務手数料・郵送料合わせて4,392円です。
発行を希望される方は、視障協事務局へご連絡ください。後日折り返し担当者より手続きについてご連絡差し上
げます。

【お知らせ】

体育部(藤谷順子)
*ふれあいブラインドテニス大会
毎年恒例のブラインドテニス大会を、今年も中国地域ブラインドテニス協会の皆様にご協力いただきまして行い
ます。
テニスに興味のある方、未経験者の方、少し経験のある方は、是非参加してみてはいかがでしょうか? 皆さん
と、楽しみましょう。
行事終了後に交流会を企画いたしますので、是非沢山のご参加をお待ちしております。(参加者が少ない場合は
、交流会は行いません)

日時:7月3日(日) 12時半〜16時
場所:広島市心身障害者福祉センター 体育室
(東区光町二丁目1-5、 082-261-2333)
日程:
12時10分 @広島駅新幹線口2階改札出口集合
12時30分 A心身障害者福祉センター1階玄関集合
12時30分〜12時45分 着替え、移動
12時45分 体育室集合
12時45分〜13時05分 開会式、自己紹介、準備体操、事務連絡
13時05分〜13時35分 講義、基礎練習@
13時35分〜14時25分 基礎練習A
14時25分〜14時40分 休憩
14時40分〜15時30分 応用練習、試合形式での練習
15時30分〜15時45分 閉会式
15時45分〜16時00分 片付け 着替え
16時10分 移動
17時00分 交流会(夕食会)
※会場は広島駅北口付近。会費は3千円〜4千円程度。
テニス参加費:500円(プレー中の飲物代・ボール代等)
持ち物:運動のできるジャージ等、体育館シューズ、タオル
※更衣室があります。センター到着後着替えていただきます。-
体育室はクーラー完備で、快適にプレーできます。
体験会終了後は、シャワーもありますのでご活用ください。
申込:6月30日(木)までに、視障協事務局へ
必要事項:氏名・年齢・視力状況・ブラインドテニス経験の有無・懇親会への参加の有無・当日連絡のつく携帯
番号・
集合場所(広島駅新幹線口・心身障害者福祉センター玄関)・
付添有無(付添の方もテニス・懇親会に参加される場合、参加費をいただきます)

青年部
(1)講演会(志摩哲郎)
青年部の講演会を山中真澄さんと臼井さんと志摩の3人で担当しています。
青年部では、視覚障がい者歩行誘導ソフトマット「歩導くん」という屋内用誘導路について講演会を行います。

日時:平成28年7月18日(月・祝)13時〜15時
テーマ:「ユニバーサルデザインと歩導くん(ほどうくん)」
講師:トーワ株式会社 会長 杉原司郎(すぎはら しろう)氏
内容:視覚障がい者歩行誘導ソフトマットの講演並びに体験会
場所:広島市社会福祉センター 4階 大会議室
(中区千田町1-9-43、082-243-0051)
対象:市内在住の視覚障害者と付添者
定員:40名(視覚障害者1名に対して付添者1名同席可)
申込:7月13日(水)正午までに、視障協事務局へ、参加費無料。
内容については、開発元のトーワ株式会社様、製造元の錦城護謨株式会社様と打ち合わせ中で、実際に会場に歩
導くんを設置して、体験できる予定です。
開発元と製造元の方々とコミュニケーションを直接とれるチャンスですので、ぜひ、この機会にご体験ください



(2)平成28年度行事担当役のお知らせ(部長 臼井利明)
今年度の青年部実施行事担当役を以下のとおり決定しました。
行事についての問い合わせなどありましたらお気軽にご相談ください
○講演会  志摩哲郎・山中真澄・臼井利明
○パソコン講習会  高松豊・仲前暢之・久保亮
○レクリエーション  山中真澄・本木芳浩
○社会見学  森川能光・藤谷順子


情報システム部(部長 前茺秀介)
*夏のパソコン講座
今年の夏のパソコン講座のお知らせです。
日時と内容
第1回:7月24日(日)10:00〜15:00(1時間休憩有り)
「ネットで検索して楽しもう」 定員5名
第2回:7月31日(日)10:00〜15:00(1時間休憩有り)
「iPhoneで街を歩いてみよう」 定員5名
第3回:8月7日(日)10:00〜15:00(1時間休憩有り)
「NVDAでGmailを使おう」定員5名
会場:広島市社会福祉センター 1階研修室
(中区千田町一丁目9−43、082−243−0051)
申込:7月20日(水)正午までに視障協事務局へ。
いずれも先着順、定員になり次第締め切ります。
※個人所有のパソコン・iPhoneの持込はできません。


社会部(部長 風間光治)
*納涼ビアガーデン大会
 今年も異常気象が続いております。そして、また暑い夏が来ました。生ビールと食べ物で皆さんとお互いの健
康とたたえ合いながら、ひとときの夜を過ごそうではあ〜りませんか!
日時:7月24日(日)午後6時30分〜8時45分
場所:ANAクラウンプラザホテル広島 23階スカイビアレストラン
(旧全日空ホテル、中区中町7−20、082−241−1111)
受付:午後6時から、1階ロビーにて
会費:4,300円
申込:7月15日(金)までに視障協事務局へ、お名前と連絡先(携帯電話)をお知らせください。
※なお、雨天の場合は1階ラウンジにて開催予定です。


女性部(部長 浦上由美子)
*女性部結成50周年に当たって企画募集
4月10日の総会において、女性部結成50周年記念行事を行うことに決まりましたが、具体的に何をするかは
決まっておりませんでした。
そこで会員の皆様より、どんなイベントをしたらよいか、記念誌を作るかどうかなど、企画・アイデアを募集い
たします。また50周年の準備にご協力いただける方も併せて募集いたします。8月5日(金)までに、視障協
事務局へご連絡ください。
皆様のご協力をよろしくお願いします。

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【報告事項】

第69回全国盲人福祉大会青森大会
日程:平成28年5月20日から22日
会場:リンクステーションホール青森
主催:社会福祉法人日本盲人会連合、一般社団法人青森県視覚障害者福祉会
大会スローガン
○生かそう 暮らしに障害者差別解消法
○食い止めよう 介護保険給付の低下を
○許すな 東日本大震災復興事業の切り捨てを
○守ろう、広げよう 視覚障害者の職業領域

大会決議
一、視覚障害者が入院中もガイドヘルパーを利用でき、身辺の世話を看護補助者が確実に実施するよう教育と制
度の充実を要望する。
一、補装具並びに日常生活用具の給付においては、地域間格差を解消するために品目の指定や耐用年数を国にお
いて指針を示し、当事者のニーズに合った品目の支給が出来るように要望する。
一、同行援護事業の充実を図るため、利用者負担を廃止し、ニーズに応じた支給決定がされ、有償運送協議会の
許認可が容易に受けられるよう要望する。
一、選挙公報をはじめとする情報は、点字、音声、拡大文字、テキストデータなど、当事者の必要な媒体で作成
し、提供されるよう要望する。
一、災害時における支援体制を確立し、福祉避難所に白杖や防災ベストなどの必要な物品を備蓄するように要望
する。
一、弱視者のために公共施設や交通機関の照明・表示・サインを見やすくするよう要望する。あわせて、各地の
医療機関及び訓練施設においてロービジョンケアが実施されるよう要望する。
一、視覚障害者の安全な移動を確保するため、誘導ブロック、エスコートゾーン、音響式信号機、室内用誘導ブ
ロックなどの拡大を要望する。
一、テレビのニュースや緊急放送における字幕スーパーの音声化と外国語の日本語吹き替えを要望する。
一、視覚障害者の就労を拡大するため、改正障害者雇用促進法に基づき、点字やパソコンを使用した採用試験の
実施や就労を継続できるための合理的配慮が提供されるよう要望する。
一、無資格医療類似行為者を取り締まるため、鍼、灸、マッサージの定義を明確にし、無資格業者の養成所を排
除するとともに、柔道整復師による違法な保険取扱いを規制するよう要望する。
一、視覚障害者の自立と社会参加を促進するため、歩行訓練士を増員し、配置基準を定め、どこででも歩行訓練
が受けやすい環境を整備するよう要望する。
一、インターネット取引などにおける個人認証やセキュリティー対策のための画像認証、分かりにくいID、パ
スワードなど実質的に視覚障害者を排除する効果のある認証方式を改め、視覚障害者も利用できるインターネッ
ト環境の整備を図るよう要望する。

 このように多岐にわたる課題ですが、長年要望しても実現できないものが残ってきたので、今後の日盲連の手
腕が試されるところです。そして大都市と小規模な市町村とでは、福祉サ−ビスにかなり差が有るようです。我
々は恵まれていると感じることも沢山あります。
それでも広島市で出来ることは少しずつでも前向きに取り組んでいきたいと思っておりますので、これからも皆
様がお気づきのことが有りましたら、役員や事務局にお知らせ下さい。よろしくお願い致します。
posted by J-SYSTEM at 16:26| 視障協だより