2015年12月31日

視障協だより 平成27年12月20日 第127号

視障協だより 平成27年12月20日 第127号
発行責任者 川本正行

公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会
〒730-0052 広島市中区千田町一丁目9−43
広島市社会福祉センター内3階
TEL・FAX082−249−7177
Eメール:jimu@hiroshimashi.shisyokyo.jp

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【もくじ】
巻頭言……2ページ

事務局より
(1)視障協事務局での用具取扱について……3ページ
(2)広島市視覚障害者情報センターについて……4ページ
(3)事務局の応対について……5ページ
(4)事務局の年末年始のお休みについて……5ページ

お知らせ
平成28年新年祝賀会……6ページ
文化部より、平和大学……6ページ
社会部より、レク行事「備前焼体験」……7ページ
日帰り貸切バス社会見学「いちご狩り」(予告)……8ページ

報告事項
青年部より、
(1)パソコン講習会……9ページ
(2)第2回講演会……9ページ
女性部より、第3回研修会……11ページ

【巻頭言(会長 川本正行)】
11月は暖かい日が続いておりましたが、月末には一気に寒波に襲われました。北の町札幌でも62年ぶりの大
雪になったようです。広島でも県北では青森県よりも先に積雪となりました。やはり異常気象の現れですかね。
しかし本格的な寒さはこれからですね。平和大通りと周辺のイルミネーションも胡子大祭頃から始まり、商店で
は11月からジングルベルが流れて、クリスマス商戦はだんだん早くなるように感じます。
今年もあと少しとなりました。会員の皆様にはどのような一年だったでしょうか。振り返ってみますと、元旦に
は久しぶりに銀世界を見せてくれました。広島では大きな自然災害はありませんでしたが、流川の火災では華や
かに見える所でも建物は古くて危険な場所がたくさんあることが露見しました。また全国的には鬼怒川堤防の決
壊による常総市の水没等大雨被害や火山の噴火など、自然災害は無くなりませんね。
経済面では円安を追い風に、マツダ等輸出企業は大きな収益を上げております。しかし非正規社員の増加や人員
整理などで低所得階層が増加して、景気の回復は厳しいのが現状だと思います。
それでも広島ではカープファンの盛り上がりやサンフレッチェ広島の活躍、新白島駅の新設等、勢いを感じる年
でもありました。広島駅とその周辺の再開発工事も着々と進む一方、視覚障害者には工事中の移動には困難なこ
とが多いのも実感しており、綺麗で便利の良い街になるのを夢見て辛抱しております。
障害者団体では、来年4月施行の障害者差別解消法のガイドラインを少しでも有意義なものにしようと、各種の
委員会での発言や陳情活動を行っております。最初から満足できる制度は無いもので、施行されてから実態に合
わないところを次の見直しで修正して法律は成長していくともいわれておりますので、しっかりとチェックして
暮らすことも必要だと思います。皆様も気が付かれたことが有りましたら、情報提供をお願い致します。
会員の皆様には、今年もご協力いただきまして有難うございます。1月10日には、午前の平和大学、午後の新
年祝賀会でお会いできることを楽しみにしております。多数のご参加を宜しくお願い致します。
それでは皆様良いお年をお迎え下さい。
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【事務局より】

(1)視障協事務局での用具取扱について
ご注文やご相談等、お電話で承っておりますので、ご利用ください。
配達方法:
@点字用紙類・便利グッズ 商品はご自宅へ直送致します。
A音声機器 ご自宅へ配達し、基本的な使用方法を説明します。
B音声ソフト ご自宅へ配達し、インストールと必要な設定作業を行い、簡単な使い方の説明を行います。
C日常生活用具・補装具制度をご利用の場合 ご自宅等へ配達して基本的な使用方法の説明を行い、自己負担額
の集金と書類の手続きを行います。
日常生活用具の給付対象には以下のようなものがあります。
●視覚障害2級以上の視覚障害者のみの世帯、若しくはこれに準ずる世帯 電磁調理器、音声体温計、音声体重

●視覚障害2級以上 歩行時間延長信号機用小型送信機、パソコン音声ソフト類、音声時計、触読時計、点字デ
ィスプレイ、点字器、点字タイプライター、ポータブルレコーダー(デイジー図書録音再生機)、活字文書読上
装置(音声コード読み上げ機器)
●視覚障害者(等級制限なし) 拡大読書器(画面・音声)

また、補装具費の支給対象には以下のようなものがあります。
●等級に関わらず視覚障害者が受給できるもの
盲人安全つえ(白杖)
@普通用……直杖(一本杖)
A携帯用……折りたたみ式またはスライド式の白杖
B身体支持併用……サポートケーン(体を支えられる白杖)
現在広島市では、補装具として白杖2本の申請ができます。ただし、以下のいずれかの組み合わせの場合のみ申
請が可能です。
@普通用1本+A携帯用1本
B身体支持併用の直杖1本+B身体支持併用の折りたたみ式1本
(※同じ種類の白杖2本は申請できません。)
支払方法:
@商品を送る場合は、必要事項を記載した郵便局払込用紙を商品に同封又は別送にてお送りしますので、郵便局
から払込下さい。
A配達の場合は、商品お渡し時にお支払いください。

これらの商品の選定や手続きに関するご質問、ご相談を受けております。お気軽にお問い合わせください。


(2)広島市視覚障害者情報センターについて
広島市視覚障害者情報センターは、日常生活用具と補装具の対象品の一部や、視覚障害者が使いやすい商品を体
験し選んでいただくために展示し、視覚障害に関する情報提供等を行う目的で広島市が設置した施設です。
商品を体験したい場合は情報センターへお越しください。便利グッズ等一部の商品はその場でお買い求めいただ
くことができます。

広島市視覚障害者情報センター
広島市中区富士見町11-27 広島市保健所等合築施設2階
電話 082-240-1220
開所時間 平日 9時〜17時

電話注文は視障協事務局へ、電話・FAX・メールなどでご連絡ください。


(3)事務局の応対について
平日10時〜12時は、職員若しくは理事が電話対応致します。御用の方はできるだけこの時間帯にお電話ください
ますようお願い致します。
これ以外の時間帯は、職員不在で留守番電話が応答することが多くなります。お名前とお電話番号を入れて頂け
れば、後程ご連絡いたしますので、ご協力よろしくお願い致します。また来所の際は必ず電話予約をお願い致し
ます。


(4)事務局の年末年始のお休みについて
視障協事務局の年末年始のお休みは以下の通りとなります。
平成27年12月29日(火) 〜 平成28年1月3日(日)
1月4日(月)より、平常業務となります。

【お知らせ】

平成28年新年祝賀会
日時:平成28年1月10日(日) 12時30分〜15時
場所:広島市社会福祉センター 2階ホール
内容:12時〜12時半 受付、12時半〜13時 式典
13時〜15時 懇親会、点字カラオケ、福引
会費:おひとりさま2,500円
申込:平成28年1月6日(水)までに、視障協事務局へ

文化部(部長 橋本正彦)
*平和大学
日時:平成28年1月10日(日) 10時30分〜12時
場所:広島市社会福祉センター 2階ホール
講師:「箏・サックスアンサンブル 香音ひろしま」
     岡本義信氏・岡本スミエ氏
内容:箏とサックスにより、昭和40年から60年に流行した歌謡曲を中心に演奏。また、箏に合わせての朗読

※広い会場ですのでたくさんのご参加をお待ちしております。

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社会部(立石敬一)
*レク行事「備前焼体験」
備前焼体験に行きましょう!
自然は見えない筆で景色を冬の色に塗り替えているようですが、皆さんそれぞれの思いで年の瀬を迎えようとし
ている事だと思います。
社会部では前号でお伝えしました通り、来る1月31日(日)に岡山県の閑谷学校におきまして、備前焼体験を
行いたいと計画しています。皆さん奮ってご参加下さい。
日程
8:20までに、広島駅新幹線口集合(地下自由通路階段を上がった所)
8:30 貸し切りバスにて出発
11:30 閑谷学校着 その後昼食
      ※昼食の弁当は閑谷学校内の弁当を注文しております。
12:30 備前焼体験 世界に1つだけのオリジナルの作品を作りましょう。
      ※作品は当日持ち帰れません。後日発送します。
14:30 備前焼体験終了後、史跡巡り
15:00 閑谷学校発
18:00 広島駅新幹線口着、解散(予定)
※交通事情により時間が遅れる場合がございますので、悪しからずご了承下さい。
費用:3,000円(施設利用料・体験料・昼食代・送料)
申込:1月15日(金)までに視障協事務局へ、先着40名。
定員になり次第締め切りますので、どうぞお早目にお申込み下さい。
※土を扱いますので、汚れても良い、動き易い服装でお越し下さい。
多数のご参加を心よりお待ち致しております。


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日帰り貸切バス社会見学「イチゴ狩り」(予告)

昨年度大好評だったイチゴ狩りを、今年度も実施します。平成28年2月14日(日)9時から18時、愛媛県
越智郡大三島の井上農園を予定しておりますが、詳細は視障協だより1月号に掲載します。(受付は1月20日
からです。)
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【報告事項】

青年部
(1)パソコン講習会(山中真澄)
皆さん、こんにちは。講師に山口美由貴先生をお迎えし、10月11日(日)・11月2日(月)は広島市社会
福祉センター 4階講習室、10月18日(日)・25日(日)は広島市心身障害者福祉センター 3階図書室
において、いずれの日も、9時30分〜11時30分、12時30分〜14時30分、15時〜17時、合計1
2枠で開催しました。
今年は受講希望がiOS端末のみで、Android端末はありませんでした。
初めてiPhoneを触る方には、「視覚障がい者向け使い方教室」というアプリを用いて、ジェスチャーの練習をし
ていただきました。基本的な操作指導を行われる方も多く、中でも文字入力は難関の一つのようでした。
視覚障害者向けアプリの中では、「Barcode-Talker Next」や、「スキャナー&翻訳者」が好評でした。Apple W
atchにも興味を持っていただき、購入を検討される方もいらっしゃいました。
受講申し込みについては、受講枠が受付開始から10日で定員に達してしまい、数名の方のお申し込みをお断り
することとなりました。
視覚障害者にとって、iPhoneは比較的、使いやすい機種だと思いますが、購入してすぐに使いこなせるものでは
ないため、サポートの重要性を感じました。

(2)第2回講演会(志摩哲郎)

こんにちは、青年部の講演会を山中真澄さんと担当している志摩です。
第2回講演会を11月3日(祝)に千田町の社会福祉センター4階講習室で、株式会社テックアイオーサービスの
清水康弘様をお招きして、「視覚障がい者向けお財布型ポータブル紙幣識別機『Wallet』」をテーマに講演をし
ていただきました。講師の清水様は広島出身ということで、とても親近感が湧きました。出席者は、視覚障害者
25名、付き添い者6名、合計31名の参加でした。
当日は2台のWallet試作機を用意して、少ない時間ではありましたが実際にお札を識別したり、それぞれの受講
者が持参した電子マネーカード、PASPY(パスピー)やnanaco(ナナコ)カードなどの残高を音声案内や振動な
どで確認しました。
開発のきっかけやプロセス、開発費をどうやって捻出するか、お役所や日盲連などの団体との取り組み状況、今
後の展望などをお話しいただきました。
私の体験ですが、PASPYの残高がわからないので、「残高不足です」と言われるのではないかとビクビクしたり
します。また、時々運転手が気を利かして残高を教えてくれますが、残高がとても少ないと、かえって恥ずかし
かったりします。そんな時、私の個人情報はバレバレではないかと面白くなかったりします。前もって残高がわ
かったらなぁと感じていました。
また、お札も5千円札なのか1万円札なのか、どちらかよくわからなくて、困ったことがあります。間違って損
をしたくないんです。でも、これを使えば解決されますよね。
独立行政法人国立印刷局が「お札識別アプリ『言う吉くん』」を開発し、それを使って商品化されたものとして
、お札を識別する商品「言う吉くん(ポケット)」が発売されています。更に電子マネーカードの残高を音声で
教えてくれる機能がついた商品が「お財布型ポータブル紙幣識別機『Wallet』」です。電子マネーカードの残高
読み上げ機能を付けたことで当初日常生活用具として認定されず、認定してもらうために苦慮したことなど、い
ろいろな話をお聞きしました。
現在厚労省が日常生活用具として認めているそうですが、実際の日常生活用具の対象になるかどうかは各自治体
の判断によるということです。既に日常生活用具として認めている自治体もあるそうですが、残念ながら、広島
市ではまだ認められていません。早く認めていただけるように広島市へ働きかけていく所存です。
「視覚障がい者向け お財布型ポータブル紙幣識別機『Wallet』」は62,800円(非課税)です。広島市視
覚障害者情報センター(富士見町)にて常設展示しておりますので、実際に触って体験することができます。
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女性部(本木里美)
*第3回研修会
女性部第3回研修会を11月22日に社会福祉センターで行いました。
参加者は15名、講師に広島県歯科衛生士会副会長、山本春江先生をお迎えして、「今日から役立つ口腔ケア」
というテーマで講演していただきました。
第1部は、口腔ケアの大切さ。喫煙・歯周病・虫歯が、脳疾患や糖尿病等、全身に及ぼす影響について講義して
いただきました。
第2部では、磨き残しがわかる薬剤を塗って、1人ずつブラッシング指導をしていただきました。特に、歯と歯
の間、歯と歯茎の間、奥歯の噛み合わせを磨く事がブラッシングのポイントだそうです。
最後に、口臭チェックの方法を教えていただきましたのでご紹介します。
○ 口臭チェック法
1、片手で鼻をつまむ。
2、口から息を吸う。
3、口を覆うように手を当て、ゆっくり息を吐く。
4、鼻から手を離し、臭いをチェックする。
○ 内臓臭のチェック法
1、鼻から息を吸い口を閉じる。
2、鼻を覆うように手を置き、鼻からゆっくりと息を吐く。
3、臭いをチェックする。
 強い臭いを感じた場合、内臓に何らかの異常があるそうです。
 80歳になっても自分の歯が20本以上残せるよう、日々のケアをしていきたいものです。
 ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
posted by J-SYSTEM at 07:19| 視障協だより